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数学の先生のカーディガン

大きなウォルマートには布も含めて手芸道具なんかを売ってますが、たまに、クリアランスの棚でボルト最後の切り落とし部分などを2・3ヤードとまとめて安く売ってることがあります。最近の私はもっぱらそういうところから布を手に入れることが多いです。

最近買える布の質は落ちてしまいましたが、10年以上前に比べて自分の腕は上がってるのでプラマイ的にはプラスですよ。だって、ぱっと見「あ、それ、クリアランスの生地で作ったんでしょ?」って思わないでしょ。思ってせいぜい、「グッドウィルでみつけたの?」くらいでしょ?ふふふ


今回は、このトロンとしたセーター生地。多分、このトロトロぶりから察するにレーヨン入ってます。2ヤードを6ドルで購入。数学の先生がキリっとした眼鏡とセットで、年季入ったキャラ感出すためにわざわざ購入しそうな、淑女向けカーディガンを作ろう!とウォルマートのクリアランスコーナーでひらめきましたので。

イメージ図

ずーっと前に、子供用のカーディガンの型紙を使って何度か娘たちにカーディガンを作ってあげてたのですが、(四年前のこの写真参照)

これの、一番大きな12歳用のサイズを完全にカンだけで大人用にGradingしてみました。「こんな感じかな~、こんくらいかな~」と、裾を伸ばし、肩幅を広げ。安く手に入れた生地だからこそできる、後下がりできない思い切った洋裁。なんてワイルド。

袖の部分は、家事しやすいように折り曲げて使うのを前提に絞りのある感覚を残して、長くしてます。これ、ぽんっと置いてると上下が分からなくなるデザインなので、首元にタグ付けて。

年季の入った厳しい数学の先生、を想像して作りましたけど、トロンとした素材とこの控えめな色によって、この先生厳しいけど実は心優しい、定年間近の先生感、うまく出てると思います。

昨日から気温がいきなり下がってTシャツだけでは寒くなってきたので、さっそく着てます。やっすい布で、思い付きで作った割に使い勝手が良くてヘビロテに加わる、私のいつものパターン。

季節の変わり目は次に何作ろう、何着ようってワクワクします。同感する人は是非↓クリック

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